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2012年6月

2012年6月30日 (土)

【サポ】この試合前に思っていることの一部(第16 節vs仙台@ユアスタ)

オレたちは鹿島じゃないからさ。


まだリーグ戦の半分にも来てなかろうが、一節天下になろうが、ここで勝ってトップに立ちたい。


「その場」でしか体感できないものも、見えないものもあるだろうし、その場に立たなければ「見てもらえない」という事実もある。

鹿島みたいに常に上位をキープし、何度もトップに立っているクラブじゃない。

こういうチャンスには貪欲になっていいと思う。


うちは「いかに自分たちのサッカーができるか」のチームなので、追われる立場で自分たちのサッカーでいかに闘えるかというのを体験したい。成長したい。


現時点でリーグ優勝できる力は無いと思ってる。
だからその力を身に付けられるように一歩ずつ行きたい。


なんか今の状況は自分にとっては初めてで、思うこといろいろありすぎる。
twitterにぼそぼそしようかな。

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2012年6月27日 (水)

【トップ】歩みのスピード(第15節 vs大宮@広島ビ)

大宮は勝ったと思っていい試合。でも、広島は負けたと思わなくてもいい試合。

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6月23日(土) 2012 J1リーグ戦 第15節
広 島 0−0 大 宮 (18:35/広島ビ/15,304人)

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広島から勝ち点を取る相手ってのは「広島対策」を完遂できるチーム。その時の順位や戦力だけでは試合結果を予想できないんだよな。上位も下位もあんまり関係ない。大宮には結局やりきられたっちゅーこと。
鳥栖にはやられたし、新潟にもやられたけど、「完遂」と言われるのは今のところ鳥栖と大宮だけだと思う。新潟は「ありえるアンラッキー」という程度。

この大宮ほどのサッカーをしてくるチームは今季もうないと思う。こんなの今の大宮だけ。
残留争いをしている順位で、監督交代直後、攻撃の主力選手を欠く状況のアウェイ広島戦。このくらい条件が揃えば、大宮のサッカーも理解できる。
ここまでの条件がそろってないと、攻撃の選手と守備の選手でズレが生じる時間が絶対に生まれる。そうなると「完遂」できないってもの。
てゆか、開幕から勝利なし、最下位で、監督交代で期間限定監督で闘うアウェイ大宮戦でオレらもやったしね、ほとんど守備だけのサッカー。その望月監督の時、「完遂」できない選手がハーフタイムで交代になったこともあったなw



「こういう試合・相手に負けなかった」のは一歩前進とも言える。悔しいけど。まー、過去には敗戦していたので間違いではない。
試合終了後に選手も笑ってたんでね、「あー、手応え感じてるんだな」と。
それならそれに添うように選手を迎えたほうが上手く前に進めるって思った。
そりゃ勝つ方がいいんだけど、サポは勝てなかった時にどうするかって考えて行動する必要もある。

サポが思うほどの前進はしていないのかもしれない。
でも現実として、選手の一歩前進は「こういう相手に負けなかった」ということなら、その一歩を我らの一歩として共有しよう。


サポと選手の関係を例えるのに、親子のように言えたり、仲間(友)のように言えたり、恋人同士のように言えたりすると思う。
親子のように言うなら、親が子の手を引くように前へ進み、成長を促せばいい。仲間であるなら肩を組んで前進すればいい。恋人同士であるなら手をつないで共に歩んでいけばいい。
シチュエーションによって、どれが合っているかは変わるとは思うけど、どの形であれ大切なのは「お互いが信頼し合えていること」だと思う。親は子の能力や未来を信じるし、仲間の力強さを信じ合うことで共に成長できるし、恋人が自分を思ってくれる心を信じることで肩を並べて歩んでいける。

成長スピードは思う通りではないことも多いし、足踏みをすることもある。
選手のスピードと、サポのスピードが合わないことも当然ある。あったとしても、合わさなくてはならん。


サポの中でも意見は割れて「ここで勝ち点3を獲れんでどうする」という声もある。選手と同じように「一歩前進」という声もある。意見は異なることもあるし、どっちが正しいとは言い切れないものだけど、選手が見せてくれた「一歩前進」は「こういう試合で負けなかったこと」ならば、この試合結果が我々の一歩と捉えて、また前へ進んでいこう。

歩みのスピードがどうであろうと、共に歩んで行くのはいつも、これまでも、これからも共に闘っていくサンフレッチェ広島の選手たちなんだ。


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2012年6月23日 (土)

【トップ】選手:伝説の勇者 サポ:銅の剣と皮の鎧(第14節 vsC大阪@キンチョウ)

がむしゃらに必死に走ることで立っているこの位置。
勝ち点で並べた順位で言えば「2位」。選手たちはほんと立派。頼もしいと思う。

負けないようにがんばらんとな。

選手たちに。

オレら、サポーターも。

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6月16日(土) 2012 J1リーグ戦 第14節
C大阪 1-4 広 島(19:04/金鳥スタ/11,538人)
得点者:7' 高萩洋次郎(広島)、39' 柿谷曜一朗(C大阪)、63' 佐藤寿人(広島)、75' 石原直樹(広島)、89' 石原直樹(広島)
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選手たちはこの戦績を挙げて「J1リーグ・2位」なんだけど、サポーターはどうかね?
Jリーグのサポーターに順位を付けるなんてことはできないんだけど、「2位に立つ選手たちに見合うサポーター」なんかね?オレらは。
上位で闘うチームに相応しいサポートをしたい。強く闘えるサポーターでありたい。


選手に求めるだけでなく、選手に与えられるサポーターでありたい。
選手に喜ばせてもらうだけでなく、選手に喜びを与えられるサポーターでありたい。
選手が頑張ってくれるから頑張れるんじゃなくて、自分達の応援で選手の頑張りを引き出したい。
「勝ってくれ」ではなく、「勝たせてやる」という気概を持ったサポーターでありたい。
選手が何をしてくれるかじゃなくて、サポーターが選手に力となる何かをしてやるんだと。


サポーターの応援が選手の力となって、勝利を掴むための要素に少なからずなるならばサポーターは装備品と言っていいかも。
守備の時にサポーターが繰り返すコールが、選手たちの守備力を上げて、攻撃の時にサポーターが唄うチャントが、選手たちの攻撃力を倍加させるなら、サポーターは装備品。武器と防具。
選手の「つよさ」にサポーターという「ぶき」と「ぼうぐ」を加えてもらい、より強いチームに、クラブになっていきたい。



・・・となると、選手が経験値を高めてレベルを上げているならば、サポーターがいつまでも”銅の剣”と”皮の鎧”じゃーだめよね。見栄えも良くないし弱っちぃ。
120623
タイトルを獲れば歴史に残る。ひとつの伝説。その伝説の勇者に銅の剣を持たせて皮の鎧を着させるなんて申し訳ない。


選手が強くなるのと同じようにサポーターも強くなりたい。
選手だけが強くなるんじゃなくて、選手の強さに合わせてサポーターも強くなりたい。

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2012年6月15日 (金)

【サポ】2位の実感(第14節 vsC大阪@キンチョウ)

ないんよな。まだ全然。
そういうサポは多いと思う、・・・たぶん。

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6月16日(土)J1 第14節
C大阪 - 広 島(19:00KICK OFF/キンチョウ)
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札幌戦のあとに何でじゃろ?って思い考えてみた。少し考えたらすぐに答えは出たんだけど、その答えは「オレら、突っ走ってるから」なんじゃないかなって思う。 必死になって全力で突っ走ってる。それでこそのこの順位なんだろうし。

今、自分たちがどの辺りを走っているかなんてそれほど意識してないし、ライバルたちがどの辺りをどのくらいのスピードで走っているかなんて気にする余裕もない。
どっちかと言うと、そういうことを意識するのは残留争いの時かも。

実感がないのはそういうことかなと。で、それで正しいとも思ってる。


リーグ戦1/3を闘い抜き今、悪くない位置にいる。
しかし、オレたちはまだ、これまでと同じようにただ走ろう。団結して。


夏場の闘いが厳しいのはみんな知ってる、体感してる。
これからますます闘いはヒートアップする。選手層を厚くすること、過酷なコンディションでの闘い方、リカバリーの仕方、モチベーションの維持・・・
上位で闘い続けるために必要な力を我々は身に付けねばならない。選手もサポも。


リーグ優勝を狙うとか、ACL出場権を獲るとか、まだそういう言葉を並べる段階でもないと思う。
その前に闘おう。突っ走ろう。負けるまい。


そして、もう一度思いだそう。


今季開幕時、 「 支 え よ う 」 と誓ったあのときの気持ちを。


今季のオレたちの強さは、あの「支えよう」という ” 各 々 の ” 強い気持ちから始まったんだ。
だから、今日もう一度思いだそう。


緩めばすぐ堕ちる。弱気になればすぐに喰われる。厳しい戦い、厳しい競争。


ここからですよ。

ええ、今、ここですよ。

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2012年6月 8日 (金)

【サポ】「育成」を本当に理解し、重要視する人は(ナビ杯GL第6節 vs鳥栖@広島ビ)

広島の人はこれを「消化試合」というけど、鳥栖にとっては決勝トーナメント進出を懸ける真剣勝負。ナビ杯GLで「消化試合」という言葉を使うなら、敗退したクラブ同士の対戦のことを言うはず。鳥栖に対して失礼な言葉は使わないようにしたいです・・・という気持ちで真剣にぶつかりますよ!

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6月9日(土)ヤマザキナビスコカップ GL第6節
広 島 - 鳥 栖 (16:00KICK OFF/広島ビ)
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あのですね、「我々は育成クラブ」ですから、敗退の決まったナビ杯残り2試合も「消化試合」じゃないんです。この残り2試合の公式戦をいかに活かすか?ものすごく重要です。
しかも相手は鳥栖。決勝トーナメント進出を目指して本気で勝ちにくるよ。


そしてですね、「我々は育成クラブ」ですから、鳥栖に期限付き移籍している ト モ と公式戦を闘うならぜんっぜん「消化試合」じゃないんです。トモが広島と真剣勝負でぶつかる。トモを成長させる絶好の機会です。トモを広島の選手とサポが成長させるんです。ものすごく重要です。

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サンフレッチェ広島というクラブの一員として「育成」を意識するなら、ナビ杯残り2試合を「消化試合」などと言わないで、選手の成長に繋がる大切な試合として闘おう。若手だけじゃないよ。主力だってそうだ。まだまだ育たねばならない、成長しなければならない。

育成に重きを置く我々には、「育つ機会、成長する機会」の1試合も1分も1秒たりとも無駄にはできない。
本当に「育成」を理解して、重要視している人は、絶対に「消化試合」という言葉を軽々しく使わないと思う。

明日も彼らの未来のための、我々の未来のための重要な一日になります。
いや、なりますってか ” し ま す ” !!!

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2012年6月 7日 (木)

【トップ】忘れるのではなく乗り越える(ナビ杯GL第5節 vs仙台@広島ビ)

選手もサポも気持ちがギリギリするような試合を、せめてあと2試合だけでも選手に与えたかった。悔しい。まじ悔しい。

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6月6日(水) 2012 ヤマザキナビスコカップ
広 島 1-3 仙 台(19:04/広島ビ/7,234人)
得点者:24' 清水航平(広島)、56' 中原貴之(仙台)、65' ウイルソン(仙台)、76' 中原貴之(仙台)
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今季のナビ杯は敗退が決まってしまったけど、それで「切り替えて、リーグ戦優勝を目指す!」とか「これでリーグ戦に専念」だとか簡単には言えないもんなんじゃないかな。

この試合を見たら「こんなやられ方してたらリーグ戦でもやられる」って危機感高まるわ。
主力選手の欠場があったとはいえ、それは相手も同じ。あんな負け方をするクラブが「リーグ優勝」だとか軽々しく言っちゃいけんのんじゃないかと思うよ。
それを口にする前にやることあるだろ。厳しい夏がやってくるぞ。



以前、広島ユースの練習を観に行った時。
観始めた時は練習試合を終えたあとで、何人かの選手だけが残り、ミニゲームをやっていた。
人数は少ないけど、攻撃と守備が入れ替わっても切れ間なく続く形式。ボールを取ったらすぐ攻撃、ボールを奪われたらすぐに奪い返しに行く激しいバトル。
選手も激しいが、ゴリさんもさらに激しい。休みなく声を上げ続ける。もう、オレ釘づけになって見てたわ。

何分続けたかなんて覚えてないけど(てゆか時間も忘れるほどだった)、ようやくバトルを終えて選手とゴリさんが円になり、ゴリさんは選手たちに語った。
今日の練習試合について、改善すべき点を指摘。どうも良くない結果だったみたいで、やらなければならないことをゴリさんが徹底してじっくりと話す。
そして、練習試合後になぜこの練習をやったかを語った。

「今日は”感じろ”ということを意識して欲しくてこの練習をやった。この練習をやったから、これで自分達は次へ行けるんだ。おまえら自分を信じろ。・・・・・・オレは信じとるぞ」と。



ああ、「切り替える」ってこういうことか。
またユースから、ゴリさんから学んだ。

負けて悔しがり、それを乗り越えるためにトレーニングをする。それを経て切り替えられるんだな、と。

「切り替える」というのは「忘れる」ことじゃなく「乗り越える」こと。

だ か ら 力 が 付 く 。 



選手だけじゃなく、サポーターだって同じだ。
「切り替える」という便利な言葉で悔しさを忘れていてはずっと強くなれない。
「切り替える」という便利な言葉でやるべきことをやらずにいてはずっと強くなれない。

どういうサポートをすれば選手に影響できるか、サポーターに影響できるか考え実践する。
なにか選手に、サポーターの気持ちを高ぶらせる行動を増やしてみる。

大切なのは「切り替えること」じゃなく「切り替えるためにどう行動するか」なんだ。
その行動によって力が生み出されるんだから。
悔しさから、サポーターも行動を変えねばならん。そうでなければ強くなれんわ。

忘れるのではなく、乗り越えて力をつけよう。

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2012年6月 5日 (火)

【サポ】予想とサポートはべつもの(ナビ杯GL第5節 vs仙台@広島ビ)

まずは現在の順位表を書いてみるとこれ。
順位表を見たりして予想するのは楽しいもんです。

■順位表
1.磐 田 勝点9 3勝0分1敗 残試合2(休-A-A)
2.C大阪 勝点6 2勝0分1敗 残試合3(H-A-H)
3.浦 和 勝点6 2勝0分2敗 残試合2(A-休-H)
4.鳥 栖 勝点6 2勝0分1敗 残試合3(H-A-A)
5.川 崎 勝点4 1勝1分2敗 残試合2(A-H-休)
6.仙 台 勝点3 1勝0分2敗 残試合2(A-H-H)
7.広 島 勝点1 0勝1分2敗 残試合3(H-H-A)

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6月6日(水)ヤマザキナビスコカップ
広 島 - 仙 台 (19:00KICK OFF/広島ビ)
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さて、うちは残り3つを全部勝って勝ち点10、他クラブの結果次第。
・・・ってことくらい分かる。

でも、予想とサポートは別物。
サポーターは現状を分析して、それをもとにサポートを実行すればいい。
あとは監督や選手のコメントから、クラブやチーム・選手が試合にどう臨もうとしているかを受け取って、自分もそれに添う。

「残りは消化試合だから若手を試せ」とかいう声が上がる。
でも、それ・・・サポーターが決めることじゃないから。
そういうコメント、これまでポイチさんも選手も出してないから。

ここまでの試合を見てみると、何が何でも実績のある選手を優先してスタメンに並べたという感じではない。リーグ戦とは少し違う選手選考をしているのは分かるけど、「選手を試す」ことを何よりも優先しているわけではないと思われる。
それも踏まえて、サポーターはぽいちさんや選手を支え援けることに力を尽くせばいいのだと思う。

予想して楽しむのもサッカーの楽しみ方のひとつだけど。
若手選手のプレーを見たいなーと楽しみにするのもありだけど。
それとは違って、現状を分析し、自分の支援をやりきるのがサポート。

本当に育成が大切だと思うなら、グループリーグの残り試合全てを「タイトル獲得のための真剣勝負」の場となるよう勝利を求めるべき。決勝トーナメントで闘える権利を獲りに行くべき。

もっと多くの試合を。もっと重要度の高い試合をできる権利を掴むためのサポートをしよう。
そして、その試合のピッチに立てるよう、選手を後押しすればいいのだ。


「オレたちは育成クラブ」という言葉を便利に使わない。

「今後を考えて選手の出場機会を与える」とか、もっともらしいことを言って、

サポーターの方から勝手に終わらせない。サポーターにそんな権利なんか無いよ。









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2012年6月 2日 (土)

【トップ】数を語るより経験を生かそう(第13節 vs札幌@厚別)

サポーターは「勝って帰ろう!」と言って士気を揚げたりするけど、この試合は勝利を持ち帰るっていうよりも、札幌・北海道に住んでる広島サポに「勝利を届けに来た」っていう感覚。
いやほんと、勝てて良かったね。

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5月26日(土) 2012 J1リーグ戦 第13節
札 幌 1-3 広 島 (14:04/ 札幌厚別 /6,870人)
得点者:21' 佐藤寿人(広島)、27' 山岸智(広島)、50' 内村圭宏(札幌)、83' 森崎浩司(広 島)
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■強いて挙げれば2006年の博多の森
試合は難しかったと思う。大敗した後の選手とサポーターがものすごく高いモチベーションで向かってくるということは自らの経験で知っていたし。ここはアウェイであり、プレーを邪魔する強い風も吹いている。札幌ゴール裏では岡山選手がサポーターに向かって何やら叫び、サポーターがそれに応えてチャントの大合唱。「何か」が起こったら嫌だなと思っていた。「もしかしたら」の要素も十分はらんだシチュエーションのこの試合。勝ったのは選手たちの力だと思う。

応援する側の話をすると、応援するのも難しかったと記しておきたい。現地と現地以外では感じ方は違うかもしれんけど、こんな難しさは初めて経験した。

それと同じ難しさの例を強いて挙げるとすれば「2006年福岡戦@博多の森」なんだけど。
勝てばほぼ残留は決まるという試合で、試合前からサポーターのボルテージは凄まじかった。かなり強い雨の中、サポは選手のウォーミングアップ時から早々とゴール裏に集結・密集してずぶ濡れでチャントを送る。シーズン序盤には最下位にまで堕ちながらも”残留争い”を闘い抜いてきた者たちの「想いの大放出」。

だけど、試合は前半の早い時間に2点のリードとなってゴール裏の空気が変わった。
「これ、勝てるね」と。試合はそのまま難なく勝って、J1残留を事実上決めたからそれでもOKだったけど、試合前の熱と、2点リードしてからの熱は同じ試合の同じサポーターとは思えないくらいの差があったんだよね。いや、ピッチ上は危なげなかったし、その熱の差を責める気はないけど。


■厚別も似た要素を含んだ感じ。
前半で2点をリードして、「これ、勝てるね」という空気になった。試合前に感じていた「難しくなる」という心構えを説く方が違和感があった。
ただ、博多の森とは違うのは、そのあと苦戦したこと。ピッチ上が実際にどうだったか、選手がどう感じていたかは分からんけど、ゴール裏のサポは明らかに苦戦していた。声を失ってた。多分、集中力も欠いてた。ぼーっとピッチを見ていた感じ。

途中から難しくなって、ボールを奪われる場面も増えた。選手のプレーも判断が遅い感じで、ボールをうまく運べない、ボールを奪いきれない。応援する側としてもチャントなど出し辛い状況。
一度「これ、勝てるね」という空気が出来てしまったから、チャントを入れて揚げようとすると余計に雰囲気が悪い。なにより無理に揚げようとしても、サポーターが乗って来ない。

チャントやコールが無くなると、ゴール裏のサポから声が消えてしまった。
ゴール裏が音無しくなると、リードしているのに負けているかのような空気になってしまって、後半開始早々に失点。ゴール裏はもやっとした空気。

ピッチが先に挽回してくれればサポーターも揚がるんだけど、それほど期待できない。ただ、だからといって「負けそう」というほど相手が強いわけでもなく、イケイケの応援もできないし、苦しさを跳ね返すような踏ん張る応援もできない。
「これ、勝てるね」という空気に一度なってしまったが為の難しさ。


■チャントとコールが無いと応援できない?
チャントやコールが無くなると、サポーターからの声も無くなる。音無しいゴール裏。
後半のゴール裏は負けてないのに負けてた。後半の闘いが苦しかったのはゴール裏のそんな雰囲気の中で試合を観ていたからかも。

チャント唄ったり、コールを出すのだけがサポーターの応援じゃない。

チャントやコールが無い時間も「何らかの」声を出すべきだと思う。
声が無いから、リードしているのに負けているような雰囲気になって、ますます雰囲気を悪くする。



チャントやコールが無い時でも、声を出して少しでも雰囲気を盛り返そうとするのもサポーターの仕事だと思う。「ここ頑張ろう!」「集中しよう!」「奪うぞ!」「跳ね返すぞ!」「いいぞ!それ続けよう!」と声をあげ、いいプレーがあればすぐさま拍手を入れる。



厚別ではそれが無かったから後半のほとんどは広島ゴール裏は沈黙してた。
自分はそういった声を上げて、ちょっとでもいいプレーがあると拍手を入れてみたけど、自分に続いて声が上がることがあんまりなかった。
広島サポの人数自体が少ないし、そういった「チャントやコールが出ない苦しい時間に声を出せる」サポが厚別には少なかったということ。



■その経験によって何ができるか?
これまで何試合に行ったとか、どこまで遠征したとか、そんなことはそれほど重要じゃない。
何試合経験したことで、どこまで遠征したことで、今、自分がどういうサポートができるか?その方が重要。

厚別みたいに「これ、勝てるね」から苦しくなり、かといってチャントやコールも出し辛い展開っていうのはひとつの例だけど、そういう展開を経験したことで、自分ができるサポートの形・方法を増やしていけばいい。
前述したような声を出せるのは個性も技能も関わるから全員がやりましょうというわけじゃないけど、そういうことできるサポが少なければ厚別みたいになる。きっと今後も同じような展開は起こる。

チャントやコールが出せない中で、沈んでいくサポーターを勇気づける声。応援の集中力を保つための声。それを出せる存在がもっと必要。
全てのサポーターがそうならねばならんわけじゃないけど、試合経験の多いサポーターこそ。
応援の対象は選手だけじゃなく、サポーターを支えられてこそ、その経験が生きるってもんです。



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