【トップ】順位でサッカーを見ない(第22節)vs大分@大銀ド
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8月24日(土) 2013 J1リーグ戦 第22節
大 分 1-1 広 島 (19:05/大銀ド/13,024人)
得点者:57' 塩谷司(広島)、78' 森島康仁(大分)
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広島から勝ち点を取るチームってのは、広島対策を90分完遂できるチーム。
直近の試合結果とか調子じゃない。調子悪かったはずの相手に広島が勝ち点を落とすことはこれまでもあったし(2011年のホーム甲府戦とか)。
もちろんその時の順位でもない。相手が最下位だから上位の広島が勝てるわけじゃない。
順位でサッカーを観るのは、サッカーの面白さの半分くらい捨てているとボクは思います。
「最下位相手に何しよるんじゃー!!!」などという問題じゃないと考えています。
ただ、この試合は大分に広島対策を完遂されたとか、そんなことじゃなく、やっぱり広島が走れなかったし、判断が遅かったり、選手同士の意図がかみ合わなかったり、まーとにかく自分らの良さを出せなかったなと。そして決めるべき時に決め切れなかった。
自分らのやるべきことができず、広島らしいサッカーができないと勝ち点を落とすわけです。
怒るなら「最下位相手に勝ち点1止まり」じゃなく、「やるべきサッカーができなかったこと」。あとは前節と同じく、突き放せなかったことと試合終盤に追いつかれたことでしょうかね。
もちろん不運もあったし、コンディション厳しいし、難しい試合だったということは理解していますけど。
この試合、ドローだったけど首位の横浜FMが負けたため、勝ち点で並び得失点差で再び首位。
ただ、去年を思い返すと首位争い、優勝争いってもっと気持ちがギリギリしたよなと。もっと必死さが出ていた。
昨年の同時期の試合
【トップ】ついていくために、ひとつずつ(第22節 vs新潟@東北電ス)
http://inhale-sanfrecce.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/22vs-b939.html
こういうしょっぱい試合を勝ちきれば「王者の貫禄」とか言われるけど、勝ちきれなかった場合「余裕ぶっこいて勝てなかった」という風に見える。
うむ。なんかやっぱり選手から必死さは感じなかったなー。必死だとは思うけどそう感じなかった。
サポーターのほうも、勝つことに慣れたのかどうか分からんけど、最近は「勝ってくれ」という空気を感じる。チームが勝ってくれるもんだから「勝たせてやる」という能動的な気持ちが薄れて「勝ってくれ」と待ち望む(受動的な)気持ちに傾いちゃうんだろうな。
サポーターの方からも「勝ちたい」という必死な気持ちを見せていかないと。それでこそ選手に対して求められると思うんだわ。
選手に頑張ってもらって勝利を味わうより、選手が頑張るのと同様に自分らサポーターも頑張って、一緒に勝利を掴もう。そんな感覚で、応援を増していこう。
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