【リーグ】ホームスアジアムの音の中で(第26節vscC大阪@エスタ)
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9月16日(土)18:33キックオフ
明治安田生命J1リーグ第26節
広 島 1-0 C大阪(エスタ/11,726人)
得点者:'70フェリペ・シウバ(広島)
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■ハリセンと手拍子と
この試合では「応援ハリセン」なるものが配布されたんです。
9月16日(土)セレッソ大阪戦は、サンフレ応援ハリセンで応援して、選手を盛り上げよう!!
http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=11029
「手拍子」での応援を創っていきたいと考える自分としては、ハリセンを叩くってのは喜ばしいものではないんだけど、いやね、それはそれこれはこれ、だなぁと。
このハリセン。裏面には監督・全選手+サンチェ&フレッチェのプロフィールと「観戦・応援プチ情報」が載ってた。ライトなお客さん向けには、こういった情報発信はいいと思うんですよね。
「まずは太鼓に合わせて手拍子を!」と手拍子の応援を促してくれてるし。タオルマフラーを掲げたり回したりってことも書いてあった。
B6では「ハリセンではなく手拍子で」という発信もあったようだけど、実際のところB6はもちろん、試合中にバックスタンドを見ても多くの人が手拍子で応援されていたのを見た。
ビッグアーチで培ってきた手拍子での応援は確かに育っているのだ。
ハリセンはハリセンで使い道もあるし、手拍子は手拍子で拡げて根付かせていきたいし。なので、これからも地道に「手拍子での応援」を広める仕掛けと工夫を重ねていかねばなーということを思ったのであります。
■66分のスイッチ
ビッグアーチで育った手拍子の応援に、この日はハリセンも加わっていたのか、ハリセンを含む手拍子の音はよく響いていた。
66分のフリーキックの場面での手拍子はスイッチが入った感じで、ホームの雰囲気が出始めたと思う。
このフリーキックのすぐ後にフェリペ・シウバが晃誠に替わってピッチに投入されて、2分。
フェリペ・シウバからパトリックへの縦パス。パトリックはそれをキープ。パスを出したあと結構なスピードで走ってきたフェリペ・シウバにパス。ダイレクト左足。リーグ戦では初となるゴールをゲット。
手拍子でホームの雰囲気が出始めたあとに、先制ゴールを決めたという流れはサポーターを、より試合に引き込ませる。手拍子による参加感の効果もあって。
■サポーターは、音響装置
残りの20分+AT5分も、手拍子の音はよく響き、ホームの雰囲気を創った。
ホームでの勝利を掴み取ろうとさらに闘志を増す広島と、勝ち点3を欲するC大阪の焦燥という雰囲気になっていく。その雰囲気・空気を創ったのに一端を担ったのはホームスタジアムの手拍子の響きだ。
サポーターというのがホームスタジアムにおいて何かというと、音響装置みたいなものかなと。
声援や歓声、コールやチャント、拍手や手拍子をピッチに送るのがその装置の役目。ため息は・・・えーっと、装置故障のノイズみたいなものかな?
うまく働けばホームスタジアムを音で包み、ホームチームには気持ち良くプレーしやすくなるし、対戦チームにはやりづらさを感じさせる。
ホームチームはピッチの上でますます輝いてくる。
■ホームスタジアムの音の中で
サポーターが試合中にできることってそんなに多くない。
何かをやって選手の力になれるか、選手に届くかというと、すべては届かない。
でもホームスタジアムのサポーターが数多く集まれば、ホームスタジアムの雰囲気を創れる。
ホームスタジアムの音をピッチに降らせ、ピッチを包み込むこともできる。
それは選手たちの力になる。サポーターひとりの拍手や手拍子は小さい音だけど、「千」や「万」の単位になれば、選手たちに届くどころか、選手たちはホームスタジアムの音の中でプレーすることになる。
リーグ戦は残り8試合。ホームはそのうち4試合。
札幌とは6ポイントマッチと言えるし、川崎、浦和の攻撃力を抑えないと勝利するのは難しい試合になりそう。FC東京戦は今季リーグ戦ホーム最終試合となる。勝利が必要な重要な試合。サポーターの力が必要だ。
この試合と同じように、できればこの試合の2倍くらいの人数で、ホームスタジアムの音、ホームスタジアムの雰囲気を創り、選手とサポーターが心と力を合わせて、勝利を掴み取っていこう。
※神動画
B6側からのゴールシーンです。サポーターの姿も合わせてどうぞ。
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