優勝3回してるんで(第27節 vsFC東京@エスタ)
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2018 明治安田生命J1リーグ 第27節 FC東京戦
9月22日(土)19:キックオフ(エディオンスタジアム広島/190,31人)
広 島 1-1 FC東京
得点:18'パトリック(広島)、49'リンス(FC東京)
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「去年のことを思えば今はいいじゃないか」という納得の仕方は自分には無くて、今季の広島がそんなに強いわけではないという考え方。「右肩上がりに成長する」その途中なんですよね、広島。
今季のJ1リーグはW杯中断があるため日程が過密で、チーム作りに苦労したのは広島だけじゃなかったし、最初コケてなかなか立て直せなかったクラブや、今季のチームの形を作るのに時間がかかったクラブが多い中で広島・FC東京・川崎が早い段階で形を作れたという感じ。
>ボクは今季「右肩上がり」(という言葉)を意識してチームと選手を見ています。
>城副監督がこの言葉で今季の展望を語られたので、自分もその見方で見てみようかと。
2013/4/13自信を持って右肩上がり(第7節 vs横浜FM@エスタ)
右肩上がりの上がり方が今は緩くなっているので、序盤戦と比べて他クラブに迫られている印象はある。ただ、勝ち点差を詰めてきているのは川崎だけ。15節終了時2位のFC東京との差は9から13に拡げている。
実際のところ、今季は序盤もそうだったけど、中盤から終盤にかかってもどのクラブも苦労しているんですよね。
中盤以降いい感じなのは、地力ある川崎となんかとんでもなくなってる名古屋ってとこですか。
「広島が失速したほうがJリーグが盛り上がる」なんて思われてるんでしょうけど、勝てない勝てないホームで勝てない前半戦ほど勝てない失速だ~失速だ~勝ち点9差あったのに追いつかれる~なんて広島サポーター自身がそんな空気を作ってちゃダメですよね。
優勝する目安ってだいたい1試合平均勝ち点2.0で、今季の広島は27試合で勝点56、1試合平均勝点2.07ですから今まで積み上げた数字は悪くはない。このペースを維持できるなら、ですけどね。
年間勝点1位のクラブの1試合平均勝点(2005~2017)
2017 川 崎 72(2.11)
2016 浦 和 74(2.17)
2015 広 島 74(2.17)
2014 G大阪 63(1.85)
2013 広 島 63(1.85)
2012 広 島 64(1.88)
2011 柏 69(2.02)
2010 名古屋 72(2.11)
2009 鹿 島 66(1.94)
2008 鹿 島 63(1.85)
2007 鹿 島 72(2.11)
2006 浦 和 72(2.11)
2005 G大阪 60(1.76)
悪くはないんだから、ここから次第ですよね。
鳥栖戦で負けた後のゴール裏への挨拶で、城副監督がサポーターに向かって「大丈夫だから!ここからだから!」とサポーターに向かって言ってくれたみたい。
現地では聞こえなくて、あとからスマホサイトの記事で知ったけれども。
ただ、城福さん。
あんな熱い気持ちで応えてくれること、とてもありがたいと感動しつつ・・・
「広島サポは知ってますよ。優勝3回しているんで。」と思いました。
鳥栖で負けて狼狽えてる人なんてそんなにいない。
FC東京戦をドローで終わって、優勝できないと失望している人なんてほとんどいない。
「ここからだね」
広島サポーターの多くは、たぶんそう思ってるんじゃないかなーって。
優勝3回しているんで、知っていることがある。
狼狽えたら負けですよ。ここからなんで。
自分としては、優勝争いがこれで始まったと捉えています。
アオは「優勝争いというにはまだ早い」ってコメントしてたけどw
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