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2020年2月

2020年2月25日 (火)

B6ってなんか特別なんですかね。とか言われたりするとな。(第1節 vs鹿島@エスタ)

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2020年02月23日(日)  14:03キックオフ  エディオンスタジアム広島 18,713人
晴、弱風 、気温18.5℃ 、湿度28.0%
エディオン スポンサードゲーム
広 島 3-0 鹿 島
得点:20'ドウグラス・ヴィエイラ(広島)、25'レアンドロ・ペレイラ(広島) 、84'森島司(広島)
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試合前に見たこの泰志がかわいすぎて帰り道にわざわざ写真撮りに寄り道しました。
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■西尾さんの編集が今から楽しみです!
開幕戦は1/34とはいえ、これは思い出に残るかもしれませんねぇ。試合開始直後のボスト直撃2発とともに忘れられないのでは。
コレオの実施があり、聖火台にも火が灯り、晴天で心地よくて。望結店長の無敗記録も更新(6戦4勝2分無敗)!!!
1点目はペレたんの高い位置でのボール奪取からのドウグラスのワンタッチゴールゴールだし、2点目はモリシの超うまトラップとサイドチェンジ、はやおの駆け上がりもダイナミックで今度はペレたんのゴール。ブラジル人FW揃い踏み!これで今季の広島バレたw最後にはまた俊希がボールを奪いペレたんを経由してモリシが派手に決めたニア上ズドン!喜ぶ城福さんの相手をするより選手のもとに爆走するサワケンさん笑ったわ~w
2020年を回想するのに、絶対使われる場面が豊富な試合でした。

今日も北熊さんが城福さんの喜びをしっかり押さえてくれているのでどうぞw




■それを「元気がない」という優しさ
んー。でですね、この2020年を回想する時に、ひとつ思い返す場面になればいいなーと思うことが他にもありました。


リーグ開幕戦ということもあって意気揚々とする空気はあったけど、それだけじゃない。もしかすると。
コールリーダーからB6のサポーター向けての声かけ。ここから発信していく大切さというか、ホームで勝つという気持ちの表現というか。
去年から、もしくはもうちょっと前からか思っていたのかもしれないけど「B6、元気ないんじゃないの?」と。

「元気がない」とかいう言い方をするコールリーダーは優しい。大勢の前にひとり立つコールリーダーはちゃんと言葉を考えるものなんだろうね。
ボクみたいに「B6全然戦ってないじゃん!」とかウザウザ言わないから優しいしエライ。



■B6って何か特別なんでしょうかね
B6ってね、選手がゴール決めた時に駆けてきてくれたりするじゃないですか。試合後もB6前で挨拶してくれる。勝利後の手つなぎダッシュ&ジャンプも、バックスタンドへの挨拶の後にB6に向けてやってくれるけど、B6とバックスタンド中央の間のあたりのサポーターにはちょっと距離があるのがちょっとだけ気になる。他にも優勝した時やホーム最終節のセレモニーでもB6のサポーターと記念写真を撮ったりしますね。でも、B6だけがサポーターじゃないし、メインスタンドにもバックスタンドにもサポーターはいます。なのに、なぜB6だけそういう特別なことがあるのか。


(この試合では青くんのハッピーバースデーお祝いしたり)

勝っている時、負けている時、優勢時も劣勢時も、いつもピッチの選手に添うような応援の厚みを持っているからだと思う。上げ続けるコール、長く歌うチャント、叱咤する声も励ます声も、バックスタンドやメインスタンドのサポーターより多い時間で出し続ける。
そう思うことで納得しようとしている。
「そういう場所」だとスタジアムのすべての人が同意してくれていないとしても、実際に選手たちがそこに来てくれている事実がある。
そしてボクは常々その事実に応えたいって思うんですよ。
選手に特別な場所と思ってもらえるならサポーターからも特別を提供したい。応えたいです。



■その熱い風、熱い波はB6から起こり、スタジアムに拡がっていく
「元気がない場所」でいいわけないとボクは思うんですよ。スタジアムが静まりかけてもB6からだけは声と手拍子を起こしたい。それが出来ずしてバックスタンドやメインスタンドからの大きな拍手や手拍子な起こらないでしょう。広島が劣勢な時や失点した時なんかに、スタジアムが対戦相手のサポーターの歓声で覆われるとか、そうはさせない。そうはさせないために声を上げるのはB6のサポーターでありたいです。
でも、近年の現実はそうじゃない。「B6が元気ない」。それではスタジアムが、”ホーム”スタジアムが元気になるわけがない。劣勢がそのまま敗戦になる。ため息を積み重ね、肩を落として帰宅させられることに繋がる。

もし、あなたにこんな経験があるなら思い出して欲しいです。B6の応援が凄くて、広島サポーターの応援が凄くて「これだけの応援をして、うちの選手たち勝てないわけがない」と思うくらいのスタジアムの雰囲気、盛り上がり。もしくはサポーターは全力出し切っているという自負と、それに選手が応える上昇気流のような空気。選手の頑張りとサポーターの応援が一緒に混ざり合って熱い風か熱い波になる感じ。



■「B6の特別」に相応しくなるために
「B6元気ないんじゃない?」にこういう意味が含まれていたかどうかは知りません。コールリーダーと話したわけでもないし。
でも、B6の雰囲気はボクもずっと気にしていたのは事実。2015年のチームの強さが影響してそれ以降の広島サポーターの応援が変わってしまい、徐々に劣勢への抵抗力が無くなってきていたと感じていました。そしてこの雰囲気では”ホームで勝てない”なと。

そこにテコ入れというかネジを巻きなおすというか。
うちのサポーターグループの人たちは、一般のサポーターに対しての見せ方や案内・告知、拡散など上手ではないとボクは思っていて、2010年台にサポーターが増えていきながらもそれを活用できてないよなーというのが長年の感想。だからサポーターグループの人たちには感謝しつつも期待しすぎない気持ちもあったんですけどね。

でも、この2020年を回想する時に、ひとつ思い返す場面になればいいなーと思うってのはコールリーダーからB6サポーターに向けてかけられた言葉があったことですね。得意じゃないことだけど、大切なことを発信してくれた感じがしていいなって思いました。開幕だからかもしれないし、ボクの勘違いかもしれないけれども、引き続きB6サポーターに向けて応援の熱さと厚さを出せるような促しと煽りをしていただきたいなと思います。

やはりホームで勝つことが大切。ホームで勝つために応援の発信源・熱源がB6であると、形式的なものではなく本当にそれが実感できるように。
「B6の特別」に自分が自信を持てるように。スタジアム内のどこにいるかで応援の熱さや厚さを計ることはできないけど、B6に立つサポーターのみんなが「ここから応援を発信しているんだ」と胸を張れる。そんな場所にできたらいいなと。そういう応援ができたらいいなと考えますし、自分もそのためにまた応援活動に励みます。


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2020年2月21日 (金)

2020HIROSHIMA赤ユニ(ル杯GL第1節 vs横浜FC@三ツ沢)

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2020年02月16日(日)  14:03キックオフ  ニッパツ三ツ沢球技場 4,287人
曇のち雨、弱風 、気温10.2℃ 、湿度90.0%
横浜FC 0-2 広 島
得点:25'ドウグラス・ヴィエイラ(広島)、47'レアンドロ・ペレイラ(広島)
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昨年から考えていたんですよ。サポカンの時にクラブカラーのことを提案しようって。
クラブカラーと言ってもじゃなくて、黄緑のことでした。
ところが、紫すら大切に出来てない、それどころじゃない事件が起きまして。いやまぁおおごとよw

当日はひとり焼肉して、寝る前にこんなツイートしてたんですよねー。


当日はこのくらいだけど、この後もずーっと考えましたね。

ほんでサポカンのあとには「セカンドユニの説明、きのりさんは納得しましたか?」と複数人から質問されました。
その答えですけど「その日の説明だけで”納得”できるものではないし、これから例えば1年くらいのクラブの活動を見てどういう感想を持つか?でしょうね。」といたしました。自分としてはこういう回答です。



横浜FC戦の試合翌日に「アウェイユニ」でツイート検索するといろいろ出てきて興味深かったですな。
ユニの件はもうどうでもいいとか、どんなユニフォームでも選手を応援しようとか、やっぱり受け入れがたいとか、同じ広島サポでも現時点の思いは様々なのです。
自分も事件が起こった当日からいろいろいろいろ考えて、考えたけど当初の考えとほぼ変わって無いです。ただ、ひとつ自分の中でも新たになった考え方に「紫をひとつの色に限定しないという手もあるな」というのも頭にはあったります。この考えはまた別の機会にポジティヴな表現でお話したいと思ってます。



さてさて、色んな思いはあるでしょうが自分としては今どういうフェーズかと考えてみたわけです。
まだ心配する気持ちもあるし、多少の怒りも残っているし、それでもチームと選手とサポーターを応援したいし、難しいんだけれども、考えや価値観が整理されるのは1年後くらいかもなーと思います。
それくらいの時間がかかるなら、歩きながら考えるしかない。止まっているわけにもいかない。

つらつらツイートしながらふと思ったのが「サンフレッチェを紫の代名詞にしたい」ということ。これはひとつの目指す未来になるかなぁと。




応援したり、サポーターとして活動する中で今までよりももっと色を大切にしたいなと。
クラブが分かってないとしたら、サポーターの活動も足らなかったのかなーとも思うし、クラブが”分かっていたとしてもできない”としたら、じゃあサポーターの立場でできることを考えて活動しちゃえばいいんだろうなーと思うんですよ。
サポーターはクラブに対して何かをやめろだなんて言える立場ではないかもしれない。でも、前向きに何かをやることはできるので。


ゲーフラには「紫」とか「Violet」とか入れとくのがいいんだろうし、普段使いの小物も紫にしたり。まぁ、これくらいは当たり前か。
自分が好きなのは、「お、これサンフレッチェっぽいな!」と感じる服とか見つけるの。
広島の街に紫を増やすのが大切だもんねー。まだまだ。もっともっと。


んで、自分が買ったもの紹介するとですね・・・

【montbell:ストームクルーザージャケット】
フジロックのために買ったんだけど、普段(サッカー観戦)にも使えるようにと価格よりも色で決めたこれ。ゴアテックスだし苗場の雨もこれで凌いだのです。オレンジが差し色なため、サンフレッチェっぽくも見えるのよね。

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今年のフジロックではこのジャケットに、公式のウォータープルーフバッグを合わせたらいいかなーとか考えてるんですよねー。

(ウォータープルーフバッグ)
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【野鳥の会長靴(メジロ)】
これもフジロック用に買ったので、雨具なやつはだいたいフジロック。この長靴の何がいいかって、付属のコードロックに「紫」と「橙」があるってこと。買った時はそれが付属されているの知らなかったんだけど、組み合わせるとサンフレッチェっぽくなって最高!

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・・・って画像探したり貼ったりしてたら良さげなものをまた新たにいくつか見つけちゃった。この話はあらためてネタにしよ~。


あ、黄緑と橙って、この記事で言ってたの、なんで黄緑と橙のこといってるかというとサンフレッチェのフラッグにも使われている色だからです。
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ほんで、この黄緑と橙の使い方で、サンフレッチェがより認識されるために上手く使えたらいいのになーとボクは考えているからです。この話もまたの機会に♪


まだ色のこと言ってるの?


言います。こんなことがあったから今まで以上に言います。今まで以上にクラブの色を大切にします。
今の時点、クラブの色って何色かがきちんと明確でない気もしますけど・・・だからこそ、ですね。


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2020年2月14日 (金)

参加しやすい応援の4要素とそのお手本を紹介します

「良い応援」ってなんだろうかって、その答えってたくさんあると思うんですけどね。
もしそれにひとつ答えるとしたらボクは「参加感がある応援」と答えています。参加している人が多いっていう意味であり「参加しやすい」ということだとボクは考えています。
では、参加しやすい応援ってのはどういうものかというと”4つの要素”を含んだものだと思うんですが・・・
今日はそんな話です!


参加しやすい応援の4要素
①みんながやってる
集っている多くの人がやっていて、参加することが特異でも突飛でもなく「それが当たり前」の空間になっているということ。みんながやってる。

②やりかたが分かる
応援のやり方が分かりやすいこと。何という声(言葉)を発するのか分かる。声を出したり、手の振りやタオルなどの応援道具をどのタイミングでどう使えばいいか分かるということ。

③間違えずにできる
それを間違えずにできること。間違えずにできる程度にシンプルで分かりやすく覚えやすい。もしくは覚える必要もないほど簡単な動きや言葉を使うということ。

④間違えても周りがかき消してくれる
「間違える」というのは気になったりするもの。でも、もし間違えてもその間違いに誰も気付かないほど小さなものにしてくれれば後に引きずらない。周りがかき消してくれるなら気にならなくなるもの。そういう空気ができあがっていること。


例えば、サッカークラブのサポーターが応援に参加するサポーターを増やしたいとしたら、この4要素を応援行為に含んでいけば良いと思うんです。やり方がシンプルで分かりやすくて、自分でもできそうだと思えるし、周りのみんながやってるから見て真似れば良いし、間違えてもみんなでやってるから自分一人間違えてもまぁ大丈夫でしょ!という空間を創れたらOK!なんじゃないですかね~。



■打首さんのライヴにそれがあった
みんなが参加しやすい応援ができたらいいなぁって考えていたんですが、「みんなが参加しやすい」のお手本のような場所があったんですよ。
「わー、これならみんなが参加できる。初めての人でも臆(おく)することも無い!」って。「うまいことやるなぁ~」って感動しました、ほんとに。
どこかっつーとですね、”打首獄門同好会のライヴ”だったたんですよ。
ライヴはアーティストとオーディエンスが一緒になって作るものだと思っていますが、それってサッカーと同じ。選手とサポーターが一緒に力を合わせて勝利を掴むんですもん。一緒に作る。同じなんですよ。それを強く強く感じたのがこの方々のライヴ現場でした。

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紹介しよう!打首獄門同好会とは・・・
2004年結成の”生活密着型”ラウドロックバンド。日常の誰もが共感する場面や気持ちを質の高い演奏で激しく優しく歌う。2018年には日本武道館でワンマンライヴを実施。渋谷で大告知PRを行うも、その前にチケットが完売してしまう珍事!2019年には結成15年を盛り上げる全国47都道府県でのライヴツアーとファイナルワンマンツアー(東京・札幌・広島・仙台・名古屋・福岡・大阪・東京の全8公演)を行う。その総55公演のすべてを完売に至らしめた。関係者は自らの行いに恐怖した・・・(打首獄門同好会公式サイトhttp://www.uchikubi.com/pc/ ) 


■打首さんのライヴ現場、参加しやすい応援を作るヒントが見えてきます!

(1)声の見える化
まず特徴は、ステージに大きな画面があること。VJ(video jockey)が映像装置を使って、楽曲の映像や歌詞、言葉などを映し出します。
どのタイミングで、どういう言葉を発すればいいのかが観客もその画面を見れば即座に理解できるのです。気付いたら自分も声を出している。初めて聴く曲なのに、声が出せる(←ボクの実体験です)。

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応援に参加しやすくするためと言ってもスタジアムにサポーター用映像装置を設置するのは容易ではないので「見える化」するのにできることはなんだろうかって考えると

・チャント集
・チャント動画
・歌詞ボードを掲げる

とかでしょうかね。
サポーターが歌うチャントは声が太くて聞き取りにくかったり、外来語のため初めての人には何て言っているのかが分からなかったり、テンポが速くて分からなかったりするけど、それを試合前にチャント集を見て理解したり、試合前日にyoutubeで予習したり、歌詞のボードはやる人が大変そうだから推奨しにくいけど手段としてはアリだと思います。
もっと多くの人が声を出して応援に参加しやすくする。応援経験初心者でも参加しやすくする。そのためには「見える化」って重要。

チャント集などの配布で初めてきた人、手ぶらで来た人も声の出し方やタイミングが分かればみんなが参加しやすくなる。まぁ、実際は声出さなくても手拍子だけでもいいんです。
(ほら4要素の①・②・③です、これ!)


(2)応援行為をシンプルに
ライヴの定番曲『デリシャスティック』ではフロアの全員に”うまい棒”が配られます。お馴染みのあのお菓子です。据え置き10円ミラクルプライスのあのお菓子です。配られるというか回ってくる。ドン・キホーテの袋に入ったやつが。これは分かりやすく、曲中はみんなでうまい棒を掲げ、突き上げ、振りかざすわけです。

『デリシャスティック』

棒状のものを手にすると誰もがそうする習性(?)を利用してフロアは一体感を増していくのです。これは応援にも応用したいですよ、ほんとに。
ちょっと複雑な手拍子とか手の振りとかは、ある程度応援にハマった人の満足度を高めるものでそれはそれで必要なもの。でも、誰でも初めてでも参加可能な応援ってのを提供した方がみんなが参加しやすいはずなのである。そして、応援に参加する楽しさを知った人にちょっと難易度を上げたのを「ついて来いよ!」とお誘いするのであるよ!

うまい棒を振るのはシンプルだし、何より「うまい棒を持ってきた人だけが参加できる」のではなくて、うまい棒を全員に配るんですからねwみんなが参加できるわけです。
スタジアムならタオルマフラーを掲げたり振り回したり、シンプルな動きで一体感のある応援できたらいいですよね~。タオルマフラーを買ってもらえるととても嬉しい。
(ほら4要素の①・②・③です、これ!)


(3)リズムも分かりやすく
打首さんの演奏はとてもカッコイイと思うんですが、曲によっては馴染みのあるリズム・メロディを使用しているものも多くありまして。


『島国DNA』
※三・三・七拍子のリズムで「ま・ぐ・ろ!ま・ぐ・ろ!ま・ぐ・ろ・の・さ・し・み!」とか


『ニクタベイコウ!』
※花いちもんめのメロディが曲中にあったり

これも応援行為をシンプルにするのと同じだけど、チャントに使用する曲自体も馴染みのあるリズムで誰もが「お手本」を聞いたことがあるものだと良いという例です。歌いやすい、音階やテンポも掴みやすい。こういう馴染みやすい曲でチャントに触れてもらい、歌ってもらうのですよ。
(ほら4要素の①・②・③です、これ!)

その段階を経て、「難しめだけどカッコイイ」チャントにサポーターたちをお誘いするのでありますよ。馴染みやすいだけだとあまりカッコ良くないかもしれないけど、打首さんは演奏の格好良さや激しさでそれを感じさせない。だったらよ、サポーターは声と熱と圧でかっこよさを演出すればいいと思うのよね。


(4)ここ、みんなでやるよ!
渋谷のスクランブル交差点で騒ぐ日本代表サポーター(?)が『VAMOS!NIPPON』ばかり歌いたがるのは「(オイオイオイオイ!)」の合いの手箇所で声を発したいからなんじゃないかとボクは仮説を立ててるんですけどね。
打首さんの楽曲には合いの手もだし、それ以外にも声を出したくなる仕掛けと工夫が多いんです。


『日本の米は世界一』


『歯痛くてfeat.Dr.COYASS』

サッカーのチャントだとなんだろうね。「かっしわ!オレオレ!!」とかかね?
サポーターが声を発したくなるような工夫と仕掛けを込めておくと、「ここ、みんなで声を出すよ!」ってとこを作れたりしますよね。
その一瞬を叫びたくてそこに来るってのはライヴでもゴール裏でもあるんじゃないですか?
(ほら4要素の①ですね、これ!)


(5)周りの人たちがすごい
とまぁ、ここまであげたような要素を含んでライヴをやっているのですごいことになる。みんなが声出して参加して、歴戦の勇者じゃなくても経験が少なくても自然と参加できちゃうライヴなのです。周りのみんながすごいし、演奏の音もデカいので少々声出すとこ間違えたってぜーんぜん誰もこっち見てきたりしないし、そもそも自分一人の声だとかき消されちゃうので気にしなくてもオッケー!

ゴール裏も、選手に声を届けるんだ!なんて青い青い。青いのです。隣のサ
ポーターが声を出しやすいように自分が声を出す。そういうサポーターが多ければ、ゴール裏は声と音と圧でいっぱいになって声を出しやすい、多少間違えてもそんな声はかき消されちゃうから参加しやすい雰囲気になる。こういう雰囲気を作るためにまず自分が隣のサポーターのために声を出すんです。
(4要素の④の状態になるんですよね、これ!)



■打首さんのライヴみたいなゴール裏だと一体感も圧もすごくて楽しいだろうなぁ
みんながそこに能動的に参加してる。経験が浅くてもなんなら初めてでも参加しやすくて。その参加しやすさを作っているのは打首さんのメンバーだけじゃなくてオーディエンスのパフォーマンスによってオーディエンスが増幅していく。

ゴール裏もこんな風になればいいのになと。受け身なお客様じゃなくて、能動的に楽しみ参加する。初めて来た人でも応援に参加しやすくて。その参加しやすさはサポーター自身によって新たなサポーターを作っていくような、ね。

ライヴというのがアーティストとオーディエンスが一緒になって作るものだとすれば、それはサッカースタジアムにも似ている。
そしてボクがいくつかライヴに行って、一番「良い応援」できるのが打首さんのライヴなんですよねぇ。
サポーターのみなさんにこそ、一度体験してもらいたいです~。


■あと最後に
打首獄門同好会の大澤会長のツイートが興味深いってか、「この人、ゴール裏に通じるようなことを言ってるなー」って興味を持って、フォローして、楽曲をちょびっとたりとも聴かないままいきなりライヴに行ったんですよボクは。間違いなかった。最高だった。こりゃ良いゴール裏になるわと。

ボクが「ゴール裏やスタジアムと同じじゃん」と感じたツイートはいくつかあったけど、見てもらいたいのがあるから貼っときますね。
会長がこういう考えの人だから、こんな良い楽曲作れてライヴも作れて、ファンもすごく楽しめるんだなぁと思います。
自分はサポーターの立場でしかないけど、良い応援や良いスタジアムの雰囲気を作れるよう小さなことからやっていこうと思います。









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