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2021年5月

2021年5月29日 (土)

はやおのゴールでの勝点というか時間もすごくて(第16節 vs浦和@エスタ)

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明治安田生命J1リーグ 第16節 コカ・コーラ ボトラーズジャパン スポンサードゲーム
2021年05月26日(水)  19:01キックオフ  エディオンスタジアム広島(3,681人)
曇、弱風 、気温18.0℃ 、湿度58.0%
広 島 2-2 浦 和

得点:15'キャスパー ユンカー(浦和)、23'ハイネル(広島)、84'興梠信三(浦和)、90'+2川辺駿(広島)

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連戦中にシステム変えたけど、もともとやってきたシステムだし観る側として違和感ないなーと思ってます。
C大阪戦よりも4バックっぽく見えた時間もあって、ここまでの戦い方が今に活きていればいいなーと。3バックにして昨季と同じ状態に戻るなら意味は無いけど、選手も少し替わっているので新たな積み上げに期待っすよ。


4バックでの左SBで、フジーいいねぇって感激して、SBでのプレーを楽しみにしていたんだけど3バックでのWBでもすごく良いですな。
アシストが付くわけではないけどこの試合の2得点目に貢献したフジーは褒め褒めの褒め。称えて称えて称えたいです。
「連戦で大変ですね」とか疲労やコンディション調整の難しさを脳裏に浮かばせるようなことはわざわざ言いたくはないけど、「連戦ラストですね」という言葉なら、選手を称える意味と力出し切って勝って締めくくろうという意味でかけさせてもらいたい気持ちです。



そしてはやおのこと。ゴール決めた人。
今季3つめのゴールだけど、3ゴールとも後半で勝点を増やすゴールなんですよね。

  6節:大分戦 87分 スコア1-1の状態から1-2 【勝点+2】
20節:脚大戦 65分 スコア1-1の状態から1-2 【勝点+2】
16節:浦和戦 90+2分 スコア1-2の状態から2-2【勝点+1】

すべて決勝点で、後半のゴール。そのうち2つは試合終了近い時間。1ゴールは1ゴールなんだけど、勝負を決めるとか獲る勝点だけじゃなくサポーターの心が大きく動くゴールをはやおは決めてくれてるんだよなぁ。
はやおがボランチから上がってきてなんとかしてくれるのユースの時も見たけど、こんなに似た感じでトップチームでも見られるとは。嬉しいです。大歓声と大きな拍手大きなチャントで称えられる日が早く来ますように。


フジーの煽りにも応えたいしな!!!




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2021年5月26日 (水)

やってみて、やってみて、やってみて分かったことを活かして戦う(第15節 vsC大阪@長居)

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2021明治安田生命J1リーグ 第15節
2021年05月23日(日) 15:03キックオフ  ヤンマースタジアム長居
晴、弱風 、気温26.4℃ 、湿度44.0%     入場者数:0人
C大阪 1-2 広 島
得点:47'奧埜博亮(C大阪)、50'ジュニオール・サントス(広島)、59'浅野雄也(広島)
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スピーチとVARは短い方がいい。

などと申しますけど、ゴールが認められてよかったですな。しかし長かったw


いや、まあVARはDAZNの「Jリーグジャッジリプレイ」に任せて、3バックの話ですかねぇ。
昨季終盤は得点が獲れてなくて、その打開策として4バックしにして前線の枚数を増やすということだと思ってましたが。で、自分は得点が獲れるなら4バックでも3バックでも良いという考えです。あとはそのシステムに適した選手を編成できるかと、選手がそれでプレーしやすい仕組みを作れるかだと思ってたんですけど。そこには「???」を感じながら過ごしてきて、このC大阪戦で3バックへの変更となったんですね。



これは長くやってきた布陣なのでプレーも整理できていて、ひとまず上手くいったかなと思います。5バックで守れば勝点1は取れそうだと思っていたし、17連戦最後の3試合で勝点合計で「3」取れたら良しとする・・・という自分の中の目標にはこの試合で到達できたし。ひとまずOKではなかろかと。



「最初から3バックで良かった」とか「早く3バックに戻せば良かった」と言う声も聞こえはしたけど、昨季終盤の得点の取れなさを思い返すと、今季の新しいシステムはありだと思ったし自分は期待してましたから。やってみたことは理解できることだし何もせずに停滞するのは没落だしなーと。

やってみないと分からないこともある。
広島のサポーターにも2006年に「応援を拡げる」ことを目的にB6のサポーターが広がって布陣して応援がそりゃもうやりにくい状態になったという経験がある。あれも「やってみて分かった、やったから分かった、分かって元に戻すまでかなり時間がかかった」もんねぇ。



今季のここまでを踏まえて、この先の戦い方も決めていくんだと思う。その際に、4バックをやることで得たものがあるなら活かしていけばいいし、ここでまた3バックをやってみて改めて気付くことがあればそれも活かして欲しいですな。
見たところ、4バックに見える時間帯もあったし状況に応じて使い分けできるなら良いことかなーと思っております。

17連戦ラスト3試合限定の戦い方かもしれませんけどね。
でも、選手はこの方が動き易そうには見えました。ボールも回ってたし、WBのカッシー・フジー良かったもんなぁ。




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2021年5月11日 (火)

降格するクラブの特徴は知っているつもりです(第13節 vs鳥栖@駅前ス)

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2021明治安田生命J1リーグ 第13節
2021年05月08日(土) 14:03キックオフ  駅前不動産スタジアム
曇、中風 、気温22.7℃ 、湿度51.0%      入場者数:6,679人
鳥 栖 0-0 広 島
得点:
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■降格の気配に敏感
いやほんとにね、2度の降格ともに「なす術無く降格」という受け取り方はし難いものでしたから広島の人は降格の気配には敏感なんだと思います。厳しく書かれたけど、そういう気持ちになるのは分かります。気持ちはね。

【夢に復讐される前に】(中国新聞)20210509
https://www.chugoku-np.co.jp/blog/article/article.php?comment_id=10411&comment_sub_id=0&category_id=1103

38節のうちの14試合を終えているうえに今季も大型の中断期間が無いのです。17連戦中という困難の中で城福さんも大変だろうけど、変更することも必要でしょう。鳥栖戦では戦い方も変えていましたね。プレスのかけ方が無理しすぎてなくて空いたスペースも素早く埋めようとしていたので。
今月末までル杯含めてあと6試合。なんとか勝点積み上げて乗り切りたいです。



降格するクラブの特徴は知っているつもりです
考えてたくはないけど、再認識としてこの話を。
降格するクラブというのはこんな特徴があると分かっているつもりです。


①失点が多い
②前半・後半の開始直後や終了間際に失点する
③得点した直後に失点する
④0-1で負ける


守備に全力を注げば「今季の広島は降格しないですよ」と言いたくなるくらいに守れるとは思うんです。それでも広島の場合は④の「0-1で負ける」が心配。33節でギリ残留を決めた2017年 を例に挙げると22節までの13敗戦のうち0-1の負けが7回あるんです。

負けた試合の半分は「0-1」

ってね・・・「0-1」の敗戦というのは「1点も取れずに負ける」ということで、相手から見れば「1点獲れば勝てる相手」、これはプレーする選手も応援する我々もキツイですよ。

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■残留争いは「相手がある」闘い
残留争いは、観ていて安心なサッカーをすれば勝ち残れるわけでもないし、自分たちのサッカーができれば勝ち残れるわけでもない。得点が少なかろうが失点が多かろうが見ていて不安なサッカーをしていたとしても、下位4クラブよりも多く勝ち点を取れば結果として勝ち残れる闘いです。自分だけの闘いではなくて「相手がある」ということ。

ちなみに今季もJ1は消化試合数に差が生じているので1試合あたりの獲得勝点での順位表を作ってみました。

210509

2.0点超えの3クラブはいいとして、1試合あたり勝点1.0を取れないクラブに目を向けてしまう人はもう分かっているひとですな!
この域に沈まないようにしないといけないのです。

なんだけど、4月以降の順位表も確認する。この1カ月ちょいの状況が見えてくるのです。

2105094 

ちょうど広島が勝てなくなった時期(17連戦開始)と被るので広島に意地悪な期間の区切り方になってしまいました(広島はこの期間の1試合平均勝点0.75)が、1試合あたり勝点1.0を取れないクラブが多い。全部で7クラブもいる。クラブごとに状況やその要因は異なるとは思うけど、自分たちが苦しいのと同じく他のクラブも苦しいはず。
サポーター側の話をすると、苦しい中でどういう過ごし方や応援ができるかの差があるのだと思います。

残留を争うのは、自分の理想に反していても相手より”勝点が”優れれば勝つし、自分の理想を追ってはいても相手より”勝点が”劣れば負けるもの。4クラブより多くの勝点を取ればいい。言葉で言うのは簡単で、実際はそんなに簡単なものではないけど。しかしまぁ、自分を見て、相手を見て、この闘いがこの先どうなるかを冷静に見ながら、”厚く”応援したいと考えておりますよ。





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2021年5月 7日 (金)

(ル杯GS第5節 vs横浜FM@エスタ)

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2021JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第5節 フォーブルスポンサードゲーム
2021年05月05日(水)14:03キックオフ エディオンスタジアム広島(4,491人)
曇のち晴、弱風 、気温25.4℃ 、湿度56.0%
広 島 1-1 横浜FM
得点:28'レオ セアラ(横浜FM)、90'+6鮎川峻(広島)

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試合終了して周りの席の人たちが口々に「負けなくてよかった」というので、「そうは言ってもル杯は敗戦でしょ。1試合単体で見れば”負けなくてよかった”だけど・・・」と思ったんだけど。まだル杯敗退じゃなかったですね。すみません。勝たないと敗退と誤認して試合に臨んでました。

っていうか正直言うとリーグ神戸戦のあと こんなこと を考えていたので、リーグ戦の戦いを復調させられるかどうかばかりを考えていたので・・・

神戸戦のように先制された後に崩れたりすることはなく、最後はフジーとあゆしゅんのコンビでゴールを奪ったのは良かったですね。
ボールを的確に動かせればもっと良いけど、各選手のボールの関わり方にまだ積極性が感じられなくて。ボールを受けるのを怖がっているというほどではないけどパスコースを作るための動きが少ないのも問題よなぁと思いながら観てました。

ル杯清水戦の勝利と、リーグ神戸戦の敗戦と、この横浜FM戦の結果、それぞれすべてからリーグ戦の戦いを復調させる要素を摘みあげながら、今月末までの17連戦残りは6試合でできるだけ勝ち点を積みあげられれば。ですね。





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2021年5月 2日 (日)

それが広島の色だけど(第12節 vs神戸@ノエスタ)

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2021明治安田生命J1リーグ 第12節
2021年05月01日(水) 15:03キックオフ  ノエビアスタジアム神戸
屋内、無風 、気温20.3℃ 、湿度66.0%      入場者数:0人
神 戸 3-0 広 島
得点:11'古橋享梧(神戸)、25'古橋享梧(神戸)、31'中坂勇哉(神戸)
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■Jリーグあるある&降格するクラブの特徴を知っていますので
中国新聞で6年負け無しとか書かれたし、DAZNの配信でも神戸は2011年を最後にホームでの広島戦で勝利なしと述べられたり。メディアで言及され始めた時にそのジンクスは終わるんだよなーと思っていたけど、この試合に関してはこの「あるある」ではないと思います。

さて。「今日はもう簡単な試合にはならないぞ」と試合に臨みましたが早々と先制点を献上。「広島は勝負弱いだけだから降格はない。降格するクラブは大量失点するもの。」とツイートしようとして、いや・・・ちょっと待てよと。それが現実になることが無いわけではないからやめといたんだけど。ほんとにそっちの結果になっちゃった。
次節以降も複数失点を続けるかどうかは軽々しく予想はしないけど「前から行ってボールを奪えず、中盤を自由に使われて、難しい状況で最終ラインでの守備をすることになる」とそうなる。

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https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-45469-6



■監督が何人替わっても同じような色
広島の色だと思っているのですが、広島は「やるべきサッカーをして勝つ」という戦い方をしますよね。
自分がサポーターになったのは小野監督の時。小野さんは試合の前までに準備して、試合が始まってからあれやこれやと手を加えて勝ち点を取る印象はないです。自分でも気づけるような派手な采配はなかったように思います。
ミシャは言わずもがなですね。徹底的にミシャのサッカーをやりますから。
ぽいちさんも試合中に何か大きく変えて勝ち点を取るよりも広島のサッカーを徹底して整備して勝ち試合を作っていました。
望月監督とヨンソンは非常時なので並べて比較できませんが。

ミシャとぽいちさんの時代によくあった負け方は「相手の順位に関係なく、相手が広島対策を徹底し、それを遂行できた時」というもの。だから下位のクラブに負けたり、ホームで負けることも多くありました。


2015年なんて、あの味スタ での勝利以降アウェイで負け無し。

(2015年アウェイ試合結果)
2015
https://data.j-league.or.jp/SFMS01/search?competition_years=2015&competition_frame_ids=1&team_ids=10&home_away_select=2&tv_relay_station_name=

(2015年ホーム試合結果)
2015_20210502130301
https://data.j-league.or.jp/SFMS01/search?competition_years=2015&competition_frame_ids=1&team_ids=10&home_away_select=1&tv_relay_station_name=

ホームで5敗しています。ホームで5敗したクラブが年間最多得点(当時)で優勝ですからね。特徴が出てるんじゃないですかね。
相手クラブは広島ホームでは自分たちの本来のサッカーよりも広島に”やらせない”ためのサッカーをしてくることも多くて、2分5敗。

「自分たちがやるべきサッカーができると勝つし、それができないと負ける」というのが広島の色で、広島の歴史で最高の結果を残した2015年ですらそうだったと言えると思っています。



■現実は17連戦、4クラブ降格
城福監督の言う「広島らしくゲームに入る」「我々らしいサッカー」というのは、インタビューでは具体的に表さないだけで、それは今わざわざメディアに言わなくてもいいと思います。ただ、「広島らしくゲームに入り、我々らしいサッカーをして勝つ(それができないと負けます)」という考えとほぼイコールと思えるところに心配があります。

自分はその考え方、勝利へのアプローチは好きだし、それで成果を得られるなら理想的だと思っています。自分がぽいち時代の広島が好きなのもホームで苦戦するのは痛かったし受け入れがたかったけど「それは広島の強さ故」だと誇りにしていました。

でも、今はそれだけでは勝てないし、17連戦でスケジュールもコンディションも選手起用も難しいでしょう。どのようなトレーニングをして試合の準備や戦い方の共有するか、それで勝ち点を獲っていくかを突き詰めて結果に重きを振っていかないと不味い状況にあるかと思います。



■今、やれることは少ないけど選手にかかる無理を軽減して
城福さんが現実的に振り切った時の強さをもう一度見せてくれたら。短期的にでも。それもそれで積み上げが無いとかこれまでを壊すということを批判する人もいるでしょうけど。
2018年の監督就任時は前年に勝点1差でギリギリJ1残留したクラブで、ほぼ前年の選手を引き継ぎ降格させないというミッション。さらに選手も育てねばならないという広島の宿命も背負って。徹底的にパトリックに点を獲らせる方法を取ってそれが上手くいった。それでJ1を制することが出来ると見込んだわけではなかったけど、他のクラブがこぞって苦戦していたのもあって首位に立てたと自分は捉えています。

当時との状況は違うし、同じように現実的な戦い方で首位に立とうなんて思いませんが、選手にかかる無理を少しでも軽減して守り方と点の獲り方を共有する。それをやって欲しいと思います。
選手は2007年と同様に揃っていると思いますよ。選手がいないというといくらかのクラブから怒られる。
広島らしいサッカーをいつもできるほどJ1は甘くない、いやサッカーは甘くない。相手があってのものだから。

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ただただ、声と言葉で応援できないのが何より苦しいんだよなぁ。
選手たちに言葉を届けたいんだよなぁ。



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